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嫌われる勇気を読んでの感想と学んだこと ベストセラーから学ぶ生き方

   

今回は、読書感想文です。

「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」
岸見一郎 古賀史健 著
ダイアモンド社

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もともと、子育て系のブログで知ったアドラー心理学。

心理学は好きな分野なのでもっと知りたいと思っていたところ、大ヒットした「嫌われる勇気」という本のことを知る。

早速読んでみることに。

この本は哲人と青年の対話で成り立っている。
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読み進めているうちに二人のやり取りにぐっと引き込まれる。

最初にこの本のタイトル「嫌われる勇気」ってことについて私が思うことを書いておこうと思う。

これは

自分の意見、生き方を貫くと時には人に「嫌われる」かもしれない。
でもそれを恐れずに「私」を生きよう。

そういう風な意味がこめられているのではないだろうか。

嫌われる勇気を読んでの感想

この本を読むときに前もってアドラー心理学を知っている必要はないと思う。

むしろよく知らないほうが、引き込まれるかもしれない。

ざっと内容を説明すると、とある哲人の持論に納得のいかない青年が自分の考えをぶつけていくことで、アドラー心理学を知り、理解を深めていく、というものだ。

哲人に議論を挑む青年は最初の時点ではアルフレッド・アドラーについてもアドラー心理学についてもしらない。

なのでこの本を読む際はアドラー心理学とはなんぞや、ということは知らなくても読んでいくうちに「理解する」までは難しくても、アドラー心理学のエッセンスを知ることができる。

この二人のやり取りでは、哲人が上からの目線で青年へ答えるのではなく、常に対等で彼の意見をいったん受け止めてから返すという読んでいて気持ちのいいものだ。

二人の対話に引き込まれる理由はここにもあるように思う。

本の中には、対人関係や親子関係での問題の具体例が書かれてあるのでアドラー心理学での考え方がわかりやすい。

こういう具体例に対するアドラー心理学の考え方は今までの一般的な考え方とは異なる部分がある。

青年の意見は今までの一般的な「これが常識」といわれるものでもって反論し疑問を哲人にぶつけるところがアドラー心理学を知らない読者の心をつかみアドラー心理学を理解するヒントになるのではないだろうか。

それではこれまでの一般的な常識とは違う考え方とはなにか。

たとえば。

何か事が起こったときに、

「過去にこの原因があったから、今このような状態である」

と考えるのが原因論と呼ばれるものだ。

一般的にはこのように考える人が多いのではないだろうか。

アドラー心理学ではこうだ。

「今のこの状態を得たいから、あのようなことをした」

と目的論で考える。

ちょっとわかりにくいので私なりの理解で例を出して考えてみる。

・子供が風邪をひいた。

これを子供の立場で考えると、

1、昨日、薄着でいたから、風邪をひいた。

2、風邪をひきたいから、昨日薄着でいた。

1が原因論で2が目的論。

風邪をひくことでお母さんに看病をしてほしいというのが目的と考えられないだろうか。

たとえば、子供に妹や弟ができた。

するととたんに赤ちゃんがえりをした。

お母さんは赤ちゃんが二人いるような忙しさだ。

原因論的な考えだと、

「妹(弟)が生まれたから、上の子が赤ちゃんがえりをした。」

下に兄弟が生まれたという原因があっての赤ちゃんがえり。

目的論的な考えだと

「上の子はお母さんの気を引きたい、だから赤ちゃんがえりをした。」

お母さんに気にかけてもらいたいという目的あっての赤ちゃんがえり。

こういうことではないだろうか。

このような今まで原因論で捉えていた事柄が、目的論で考えると違った世界が見えてくる。

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とはいえ、いきなり目的論で考えろといわれても、それまでの思考の習慣がそれを受け入れられないこともあるだろう。

そういうところを青年が代弁してくれているようだ。

また、アドラー心理学では

「すべての悩みは対人関係の悩み」

とされている。

個人だけで完結する悩み、内面の悩みというものはないと。

人のどんな悩みも必ず他者が関係している。

私はこれはすんなり心に入ってきた。

たしかに、過去の私の悩みは大体は他人が絡んでいる。

本の中ではこのことについても詳しく説明がされている。

なぜ悩みには他者が絡むのか、その意外な事実、

その悩みをどう克服するか

私は読み進めているうちに何度も「なるほど」と目から鱗がおちる気がした。

このことから、自分の価値というものを意識するようになった。

私には

今、自分に足りないものは何で、それを埋めるものはこれで、それを得るためにはこれをしなければいけない。

というような考えがある。

でもすべての悩みは対人関係の悩みというのを突き進めて行くと、

今、私は、こうである。

というシンプルなものにたどり着いた。

自分に足りないものがこれって、どうしてそうおもうの?
それって誰かと比較してない?

それを得るためにこうするって、どうして?
それはないと困るもの?
それがないと私には価値がないの?

などと考えていくうちに、私はいつの間にかこうでなければいけないというものが、つまりは、固定概念ができていたようだ。

私のその固定概念は、自分の価値観のような顔をしてその実、いろんな周りの人、親、学校の先生、友人、雑誌やネットのニュースなどの意見の寄せ集めでできていた。

そんなことにも気づかされた。

この本の後半では、久々に衝撃を受けるような箇所がいくつかあった。

・ほめるということに対してのアドラー心理学的立場

・自己肯定ではなく、自己受容

最も衝撃を受けたのは最後のほうにある。

私は、自分が特別だと思いたいという欲求がある。

その私の頭をガツン!と打つような強烈な一撃だ。

なぜ自分を特別と思いたいのか。

そこには先に述べた固定概念がないだろうか。

そんなことを考えさせられる。

ここはぜひ読んでいただきたい。

この本のすばらしいと思うところは、どうすればいいということがはっきりとかかれていること。

少なくとも私にはこうすればいいのか、と納得できるものがあった。

知ったからといってすぐに行動に移せるというわけではないのがまだ未熟なところなのだが・・・

嫌われる勇気を読んで学んだこと

これだけは最後に書いておきたい。

嫌われる勇気を持って自分を生きるって、自分勝手に生きることとは違う。

嫌われる勇気を持って生きるときに最も重要なこと、それは、他者への貢献。

他者への貢献の気持ちで生きることは、自分勝手に生きるのとは違うのではないだろうか。

なぜ他者への貢献が嫌われる勇気を持って生きるのに重要かってことはぜひこの本を読んで考えてみてほしい。

きっと自分を好きになるってことのヒントを得られると思う。

それはつまり、嫌われることを恐れずに「私」を生きることにつながると思うのである。

★嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え★

次はこの本も読んでみたいですね。

★幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え2★

★子育てのためのアドラー心理学入門 どうすれば子どもとよい関係を築けるのか ★

さいごに

私の感想が、この本を読んでみるきっかけになればいいなと思います。

私にとってはとてもいい本であり、自分のこれからの行き方のヒントを得られました。

読んでいただいてありがとうございます。

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